飛行機はボリビアのエル・アルト空港に到着した。
標高は4000メートル。
世界で一番標高が高い国際空港だけあって空が近い。
初の南米大陸に心踊る思いもあったが、同時に治安の面での心配も感じていた。
空港自体はそれほど大きくなく、すぐに乗り合いバンのある場所を見つけることができた。
海外経験がほとんどなかったため、乗客の荷物を車の上にどんどん積んでいくのを見て、走ってる途中に落ちはしないかと心配でたまらなかった。
しばらくすると、乗客でいっぱいになったバンは町に向けて走り出した。
たびたび客を乗せたり降ろしたりするのだが、ドアが閉まる前に走り出すのは当たり前のようだった。
空港のすぐそばにある町はあまり治安が良くなさそうに見えたが、今思うと、あの辺りにも行っておくべきだったと思う。
ラパスに向けて下っていく車の車窓から外を見ると、だんだんと町の様子がみえてきた。
すり鉢状の町。
ガイドブックで調べてはいたが、実際に見るとそのスケールの大きさに目を奪われた。
車は停留所ごとに客を降ろしていき、ついに俺が目をつけていたホステルの近くについた。
荷物の無事を知って安心したことは言うまでもない。
実際に町を歩いてみると、匂いや人の違いにわくわくする気持ちがこみ上げてきた。
知らない場所をまた一つ知ることができた喜びを感じていた。
ボリビア人はみな、背が小さく、肌があさ黒い。
民族衣装のような服を着ている女性がいたるところに見られた。
町はすり鉢状になっているだけあり、急な坂道がそこら中にあり、重い荷物を担いで歩くのは少し大変だった。
女の子にとっては大分きついのではないだろうか。
無事目当てのホステルにチェックインできたので、近くを散策してみることにした。
ホステルの周りには、土産物屋が並び、欧米人の観光客が大勢いた。
日本の観光地と同じような土産物屋を一通り回った後、少し離れた公園まで行ってみた。
おそらくムリリョ広場という名前だったと思うが、異常な数の鳩がいたことを覚えている。
周りにはエンパナーダが路上で売られていたので、一つ買ってみた。
外れだったのかはわからないが、あまり美味しくなく、水が無ければ食べられないほどに口の中の水分が奪われた。
その後は、バスターミナルでウユニまでのチケットを手に入れ、ホステルに帰った。
バスはおそらく2000円ほどだったはずだ。
翌日の夜に出発とのことで、時間まで近くの散策をして時間を潰した。
バスターミナル近くのハンバーガー屋はおすすめ。
バスは評判通りの悪路...だったと思うが、ほとんど寝ていたので全く記憶にない。
翌日の朝にウユニに到着したのだが、到着してすぐに驚きの事実が判明した。
次回に続く...
まぁ驚きの事実と言ってもちょっと調べておけばわかったことなんですけどね。
書いてて思ったんですけど、何回かに分けて書かないと全然終わりませんね。
次はもう少し駆け足でいこうと思います。
2年以上前なので、記憶があいまいなとこがあります。
すいません!
ていうか南米って犬ばっかりなんですよ。
猫が全然いない!
ボリビアの数少ない猫
以上!
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