南米ーペルー編③

前回のあらすじ
「金を払え。」

運転手はそう言った。
最初に交渉した時は、往復で100ソルと言われ、行きにすでに支払っている。
それでもだいぶ高いと感じたが、200ソルともなると、さすがに払いすぎだろう。
これまであまりこういうことがなかったため、始めはどうしようかと戸惑ったが、最初に100ソルだと話しただろと英語で説明した。

しかし、相手はあまり英語がわからないと言い、とにかく払えと言ってくる。
そこで俺は交渉をした男に連絡して確認しろと言うが、友人はもう寝てしまったと言い取り合おうとしない。
それどころかしきりに、文句があるなら警察に行こうと外にいる警官を指差す。
何度もやり取りをするが、埒があかない。
時刻はすでに深夜1時。
俺の頭には最近起こったエクアドルのタクシー強盗がよぎった。
ここはもう払ってしまった方が良いだろう。

仕方なく100ソルを取り出したが、ムカついていたので運転手に向かってそれを投げつけ、黙ってタクシーを飛び出した。
そのままホテルに戻ろうとすると、なんと後ろから運転手が追いかけてきている。
どうもかなり怒っているようだ。
しかし、こちらも頭にきているのは同じだった。

互いが今にも殴りかかろうという勢いで言い合いをしていると、近くの若者が仲裁に入ってきた。
なんだこいつはと思ったが、どうやら英語とスペイン語両方を話せるらしく、通訳をしてくれるようだ。
相手の言い分を聞いた後、俺に
「タクシーでその距離ならその値段も妥当だ。」
と言った。
おそらく男は行きに100ソルを払ったことを言っていないのだろう。
そのことや出発前の交渉について若者に説明しようとしたが、俺の英語力がそろそろ限界であったことや深夜に騒いでいることに危険を感じたこともあり、俺は折れることにした。

一応その男と握手をして和解した後、俺は急いでホテルに戻った。
後から考えてみると、自分の行動がいかに愚かであったかを反省した。
あの男が銃を持っていないとも限らなかったのだ。
今後はもう少し気をつけて行動しなければならない。
そう考えて眠りについた。

翌朝、俺はバスに乗りリマに向かい、そのまま日本に帰国した。
今回の旅は色んな意味で良い思い出になった。
残念だったのは、スペイン語が全く話せなかったことだ。
もしスペイン語を話すことができれば、ウユニでの水合戦はより楽しいものになっただろう。
タクシーの運転手に100ソルを払う必要もなかったかもしれない。
次に南米を旅する時までには、少しでもスペイン語を勉強しておくべきだなと思った。

終わり

これで南米旅行記はおしまいです!
いやー、だいぶ前のことだったんで、あまり細部は思い出せなかったです。
最近深夜特急読んでるんで、それに触発されて書いちゃいました。
世界一周に行く時の練習ってことで書こうと思ったんですが、なんというか書き方があんまり定まってなかったですね。
ちょっとそこは今後の課題としておきます!
だいぶ少ないとは思いますが、読んでくれた方ありがとうございました!!

以上!

来週はロンドン!!!

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