退職の報告ーその①

自分がいざ言うときにどうしたらいいのかの参考にするために、今まで世界一周準備ブログのいろいろな方の退職報告の記事を見てきました。
皆さんの退職報告を見ていると、多くの場合、上司や先輩の方は引き止めつつも最終的には受け入れてくれていたので、自分の場合もこんな感じでうまくいくのだろうかと心配になっていました。

それにしても皆さん本当にいい上司をお持ちのようですね。
見ていてうらやましくなるほどです。
いざ報告すると、こういう道もあるけどどうか、帰ってきてからの生活は大丈夫なのか、といったことをとても親身になって考えてもらっているのが伝わってきました。

普段はいい関係の上司が、いざ報告をしたらどういう反応をするのか正直不安な所がありました。
しかし、実際に報告してみると、僕の上司も皆さんの上司と同じであることがわかりました。

その日、上司を飲みに誘っていた僕は飲み屋で退職の話を打ち明けることにしていました。
飲み屋でこの報告をすることが、果たして正しいことであるのかは疑問ですが、お酒の力を借りなければとても話すことができなかったでしょう。
後から聞いてみると、急に飲みに誘ったことで何か話があるのだと気づかれていたそうです。笑

時間は1時間、2時間と過ぎていきますが、なかなか話を切り出すことができません。
そうこうしているうちに、終電の時間になってしまいました。
二人で駅に向かっているとき、ここでようやく話を切り出します。
上司も僕が何かを話したそうにしていることに気付いたようです。
僕「あの...実は...12月いっぱいで退職しようと思っています。」
上司「え...?冗談...じゃないよな?」
僕「はい。実は、フランスに1年間住もうと思っています。」
上司「え...まじか!」

流ちょうに話している感じで書いていますが、このときはお互い結構しどろもどろになってうまく話せていませんでした。
とりあえず、12月いっぱいでの退職を考えていること、フランスに行くことを伝えることができました。

それから、自分が抜けた後のことなどを考えると申し訳なく思うという気持ちを伝えると、上司はこう言いました。
上司「そんなことはかいしゃがどうにかするから気にしなくていい。俺は応援する。」
この言葉を聞いて僕が泣きそうになり、そこで上司も泣きそうになっていました。

とりあえずまた改めてゆっくり話そうということで、この日は解散となりました。

分かってはいましたが、やはり自分はいい上司に恵まれたのだと思うととてもうれしかったです。
今まで画面の向こう側あの話を実際に自分が体験している、とかは考えられず、話をすることで精いっぱいでした。
とりあえず、退職に向けての最大の難関は乗り越えることができました。
まだ12月いっぱいで退職できるかどうかはわかりませんが。

以上が僕の上司への退職の報告です。
思っていたよりも大分早くこの時が来てしまいました。
退職の報告をどうしようと思っている方。
意外と考えているよりも上司の方は受け入れてくれると思いますので、頑張ってください。

次はグループのマネージャーへの報告があるので、そのときのことをまた書こうと思います。

以上!

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