南米ーペルー編①

前回までのあらすじ
ずぶ濡れになった。

あまりのことでびっくりしてしまい、何が起こったのか分からなかった。
辺りを見回すと、幼い子供がこちらを見て笑っている。
どうやらこの子供の仕業らしい。

よく見ると、水鉄砲を構えている子や水風船を持っている子供たちがたくさんいた。
大通りでは、村中の人達が水を掛け合っている様子が見える。
どうやら水を掛け合う祭りが行われているらしかった。
事前に調べていなかったのだが、この時期は毎年タイのソンクラーンのような水かけ祭が、ここウユニでも行われているようだった。

荷物を抱えた状態ではあったが、一度水浸しになるとどうでもよくなった。
そこからは戦争の始まりだった。
自分の荷物を近くに置いて子供たちとの水のかけ合いが始まった。
大人も子供も関係なく、水を掛け合っていた。
高地にもかかわらず、全速力で走り回り、子供たちと水を掛け合った。
言葉は何も通じなかったが、そんなことはお互い気にならず、水を掛け、笑い合う。
童心に返ったようで、非常に楽しかった。

バスに乗る前ではあったが、日差しがきついウユニではすぐに衣服が乾いたため、特に気にせず遊びまわっていた。
バスの時間になって子供達に別れを告げて歩き出した時、最後に顔に水風船をぶつけられた時も笑って手を振っていた。

最後に良い思い出ができたと満足してバスに乗り込み、ラパスに向かった。
結果的に高地で走り回った代償は特になく、快適に眠ることができた。

ラパスにつくと、一晩宿を取り、その次の日にはクスコに向かうバスに乗っていた。
向かうは、今回の目的の一つであるマチュピチュだ。
途中プーノという町で一泊し、2日後にようやくクスコに到着すると、長時間のバスに疲れていたためか、値段も気にせず近くの空いていたホテルにチェックインしてベッドに倒れこんだ。
この時は、翌日のマチュピチュ行きに何が待ち受けているのか全く知る由もなかった。

次回に続く…

ペルー編にもかかわらず、ほとんどがウユニの話になってしまいました。
次回からはマチュピチュの話になります。
一体、何が待ち受けているのでしょうか!!
本当にトラブルが絶えない旅行でした。

以上!

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